賢治の学校ふくおかとは

 

賢治の学校とは、1994年に「つながれいのち」を合言葉に、NPO法人東京賢治の学校前代表の鳥山敏子さんが、全国を駆け回り展開していった学びと動きの総称です。 『世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない』という宮沢賢治の精神に基づいた賢治の学校の学びの中から、福岡での私たちの活動は始まりました。
 
NPO法人賢治の学校ふくおかは、「子どもたちが生きる希望のもてる社会をつくろう、大人の責任において」を基本理念として、子どもが本当に自由な大人へと成長していくことを目指すシュタイナー教育を手がかりに、子どもたちが安心して過ごし、成長していける場を親と教師がともにつくっていきます。

                  

NPO法人賢治の学校ふくおか 設立趣旨

                 

今、親たちは子どもたちの教育を人任せにして学校が悪い、社会が悪いと責任を外に求める現象が起きています。 その社会を作っているのが自分たちであるということを意識している人は少ないのが現状です。 自由という名のもとに自分さえよければという考えが増え、人と人が、人間と自然がつながって行くことが難しくなってきています。そんな大人たちに対して、子どもたちは、不登校、引きこもり、摂食障害など体を張って訴えています。                  
                    
賢治の学校ふくおかは、全国をまわって講演活動をしていた元小学校教師の鳥山敏子さんの「子どもたちが生きる希望の持てる社会を作ろう。大人の責任において」という呼びかけのもとに活動を始めました。 鳥山さんが投げかけていた「大人が責任を持った本当の大人として子どもたちの前に立っているか」ということを、まずは親である私たちが自分の子どもたちやパートナーとの関係を問い、前述した状況を子どもたちからの生きにくい社会を変えてほしいというメッセージだととらえ、社会を変えていくために、大人も子どもも生き生きとできる活動を展開してきました。 そして、その活動の中から私たちの求めている社会を作るための教育の在り方をシュタイナー教育に見出し、未就園児の親子の会を始めとして、保育施設たんぽぽこども園を開園、土曜日に開校する小学生クラスの開設と、子どもの教育活動を少しずつ広めてきました。 並行して大人の自己教育のための学びの場も継続的に開催し、活動を広めていくための講座や研修会も定期的に行っています。 子どもの教育の場としてだけではなく、その場を親たちが主体となって作って行くことで、親たちは社会の一員として本当の責任を持った大人へと成長し、子どもたちは大人になった時に自我が確立した人間へと成長していくのだと思います。
                         
こういった子どもの教育と大人の自己教育のための場、そして大人も子どもも生き生きとできる社会を創造する活動は、地域社会に認知され、一体となって行っていくことが重要であり、また、一朝一夕に成し遂げられるものでもないため、継続的な活動が必要です。 集まった親たちと共同で運営し、活動も少しずつ広がり、多くの方々が参加されるようになってきていますが、現在は任意の団体であるため、未だ社会的信用は低く、契約行為等も行えないなどの課題も出ており、組織化とともに法人格の取得を検討しました。 私たちの活動は営利を目的とするものではないため、会社組織は似つかわしくありません。そこで、公益を目的とする特定非営利活動法人を設立し、子どもも大人も生きる希望のもてる社会づくりを目指したいと考えています。

沿革

1994年  鳥山敏子さんが賢治の学校を立ち上げる 
1997年  大牟田市にて賢治の学校福岡事務局 発足 
1998年5月  任意団体「賢治の学校ふくおか」を設立 
  福岡県福間町(現福津市)に活動拠点として「風と樹の家」を開設 
2002年5月  未就園児の親子の会「野いちごの会」を開設 
2003年5月  3歳以上の子ども達が週3日通う幼児クラスを開設 
2004年4月  福津市宮司浜に「たんぽぽこども園」を開園 
2006年4月  土曜日に開校する「小学生クラス」を開設 
2009年3月  「風と樹の家」を閉鎖し、福津市宮司浜に新しい活動拠点として「そらの家」を開設 
2011年12月  NPO法人格を取得 
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